運用現場から生まれるDX
第1回 多拠点シフト管理システム
目次
現場を知る運用部だからこそ実現できた、多拠点シフト管理システム
システムは、ただ導入すれば業務が改善されるものではありません。
本当に現場で役立つシステムをつくるためには、日々の業務を深く理解し、「どこに課題があるのか」「どのような運用が最適なのか」を知っていることが重要です。
ビジネスセンター岡山では、24時間365日体制でお客様のシステム運用を行う運用部が、日々の業務で培ってきた知見を活かし、自社の業務改善にも積極的に取り組んでいます。
今回は、その取り組みの一つとして開発した「多拠点シフト管理システム」をご紹介します。
24時間365日、多様な業界のシステム運用を支えてきた経験
ビジネスセンター岡山では、金融機関、自治体、アパレル企業、大手企業など、さまざまなお客様のシステムを24時間365日体制で運用しています。
システム監視や障害対応、問い合わせ対応、運用保守といった日々の業務だけでなく、運用品質の向上や業務改善にも継続して取り組んでいます。
運用業務は、一見すると決められた手順をこなす仕事に思われるかもしれません。しかし実際には、日々変化する状況へ対応しながら、安定したサービスを提供するための判断や改善の積み重ねが求められます。
だからこそ私たちは、お客様の運用を支えるだけではなく、自社の運用についても常に改善を続けています。
今回ご紹介する多拠点シフト管理システムも、その改善活動から生まれた取り組みです。
多拠点運用だからこそ生まれる課題
当社では複数拠点でシステム運用を行っており、状況に応じて拠点を越えた応援体制を組むことがあります。
しかし、拠点ごとにシフトを管理していると、さまざまな課題がありました。
- 他拠点の勤務状況が分からない
- 応援依頼のたびに管理者同士で調整が必要になる
- 勤務体系の違いによってシフト作成が複雑になる
- 連勤や休息時間などを拠点をまたいで管理しづらい
一人ひとりの勤務状況を把握し、安全で無理のない勤務体制を維持することは、24時間365日の運用サービスを提供する上で欠かせません。
だからこそ、この課題を解決する仕組みが必要でした。
運用現場の経験をシステムへ

シフト作成には、勤務時間を埋めるだけでは済まない、多くの判断があります。
例えば、
- 勤務と勤務の間には十分な休息時間を確保する
- 連勤が続きすぎないようにする
- 夜勤後は十分な休息日を設ける
- 拠点をまたいだ勤務履歴も考慮する
- 希望休と必要な人員配置を両立する
こうした判断は、マニュアルだけでは表現できません。
長年運用業務に携わり、実際にシフトを作成してきた担当者だからこそ分かる「現場のノウハウ」が数多くあります。
今回のシステムでは、そのノウハウを一つひとつ整理し、システムのルールとして反映しました。
現場を知っているからこそ、本当に使えるシステムをつくることができた。
それが、このシステム最大の特徴です。
業務改善を、自分たちの手で形にする
ビジネスセンター岡山は、システムを開発する会社であると同時に、システムを運用する会社でもあります。
そのため、
「もっと効率よくできないか」
「品質を維持しながら負担を減らせないか」
「属人化している業務を仕組み化できないか」
といった改善のアイデアが、日々の運用現場から生まれています。
今回のシフト管理システムも、運用部が抱えていた課題をもとに、現場の視点を反映しながら構築しました。
近年ではAIなどの技術も活用しながら開発効率を高めていますが、大切なのはツールそのものではありません。
何を改善するべきかを理解し、本当に現場で使える仕組みを設計できること。
その土台となるのは、長年培ってきた運用の知識と経験です。
運用品質の向上と業務負担の軽減
システム導入後は、
- 全拠点の勤務状況を一元管理
- 拠点間の応援調整をスムーズに実施
- 勤務ルールを自動チェック
- シフト作成時間の短縮
- 人為的な確認漏れや調整ミスの防止
など、多くの改善につながりました。
担当者の負担が軽減されただけでなく、運用品質の向上や、より柔軟な人員配置にも貢献しています。
このように、自社で実際に運用し、改善を繰り返しながら育てていくことで、より現場に適した仕組みへと進化させています。
運用を知っているからこそ、お客様に提案できる
今回ご紹介したシステムは、自社の業務改善を目的として開発したものです。
しかし、この取り組みを通じて改めて実感したのは、「現場を知っていること」がシステムづくりにおいて何より重要だということです。
ビジネスセンター岡山では、金融機関や自治体、アパレル企業、大手企業など、多様な業界のお客様のシステム運用を長年支えてきました。
24時間365日体制で培った運用ノウハウは、システムの監視や障害対応だけではなく、「どうすればもっと効率的で使いやすい運用になるか」という改善活動にも活かされています。
だからこそ私たちは、システムを開発するだけではなく、運用まで見据えた仕組みをご提案できます。
現場を知り、現場で培った知見をシステムとして形にする。
それが、ビジネスセンター岡山ならではの強みです。
ビジネスセンター岡山の運用サービス
ビジネスセンター岡山では、24時間365日体制でお客様のシステム運用を支えています。
主なサービス内容
- 金融機関向けシステム運用
- 自治体向けシステム運用
- アパレル業界向けシステム運用
- 大手企業向け業務システム運用
- システム監視・障害監視
- 障害対応・一次切り分け
- ヘルプデスク・問い合わせ対応
- 運用改善・業務効率化支援
長年培ってきた運用ノウハウとシステム開発力を活かし、「運用まで考えたシステムづくり」をご提案しています。
おわりに
今回ご紹介した多拠点シフト管理システムは、自社運用の改善を目的として開発した仕組みです。
ビジネスセンター岡山では、このような改善活動を一つの取り組みで終わらせるのではなく、日々の運用の中から生まれる課題をシステム化し、より良い運用へつなげる活動を継続しています。
現在は、ヒヤリハット活動の管理・共有を効率化するシステムなど、さらなる業務改善にも取り組んでいます。
今後も**「運用現場から生まれるDX」**として、実際の運用現場で培った知見をどのようにシステムへ活かしているのか、その取り組みをご紹介していきます。

