FPoS Developers Conference 2026に出展・登壇しました
目次
~3つのアプリを連携し、「災害時にも途切れない支援」を実現する仕組みをご紹介しました~
2026年7月28日・29日の2日間、東京国際フォーラムで開催された 「FPoS Developers Conference 2026」 に、ビジネスセンター岡山株式会社が出展・登壇いたしました。

本カンファレンスは、日本通信株式会社が主催する、“Trust by Design(設計された信頼)” をテーマとしたイベントです。デジタル社会における本人確認やデータ連携、電子署名など、「信頼」を前提とした新しい社会基盤について、産学官・金融・自治体・IT企業など多くの関係者が集まり、最新の取り組みを共有する場として開催されました。
また、会場では金融・自治体・医療・教育・地域通貨など様々な分野でFPoSを活用した社会実装事例が紹介され、ビジネスセンター岡山もその一社として参加しました。

「助けを、確かにあなたへ。」
今回弊社が発表したテーマは
「助けを、確かにあなたへ。 ―政策と現場のギャップを埋め、災害時に”声”を届けるデータ連携―」
です。
代表取締役社長 岡本匡史が約30分間登壇し、
FPoSを利用した3つのアプリの安全なデータ連携
について紹介しました。
平時の情報を、有事の支援へ
災害が発生すると、
- 避難所受付
- 安否確認
- 医療情報
- アレルギー情報
- 障がい特性
- 服薬情報
など、本来支援に必要な情報がそれぞれ別々に管理されていることが多くあります。
その結果、
「必要な情報が支援者へ届かない」
という課題が発生します。
私たちは、
普段利用している情報を、本人の同意のもと必要な時だけ安全に連携できる仕組み
を紹介しました。

3つのアプリが一つの支援へ
今回紹介したのは、弊社が開発する次の3つのサービスです。
EVAC-NAVI
特別支援学校を中心に利用いただいている避難支援システムです。
災害時に児童・生徒を保護者へ引き渡す際、
本人確認を行いながら、安全で確実な引き渡しを実現します。
学校以外の避難所でも利用できるよう、他システムとの連携も考慮した設計となっています。
My Shelter
避難所受付をデジタル化するアプリです。
避難者情報を受付時に登録し、
必要な情報を支援者が適切に確認できる仕組みを提供します。
学校だけでなく、地域全体の避難所でも利用できることを想定しています。
YOBOY
日々の健康管理を行うアプリです。
利用者自身が
- 健康状態
- 持病
- 服薬情報
- アレルギー情報
などを登録しておくことで、
災害時にはMy Shelterと連携し、
本人の状況を必要な支援者へ安全に共有できます。

FPoSだから実現できる「信頼できる連携」
今回のポイントは、
単にアプリ同士をつないだわけではない
ということです。
FPoSは、
- 身元確認
- 当人認証
- 電子署名
- データ連携
を一体として提供する信頼基盤です。本人性・真正性を担保した上で、安全なデータ共有を実現することを目指しています。
私たちのシステムでは、
「誰の情報なのか」
「本人が同意した情報なのか」
を確認したうえで必要な情報だけを連携します。
災害時だからこそ、
「早く情報を届ける」
だけではなく、
「安心して情報を預けられる」
ことも重要だと考えています。
技術は、人の尊厳に直結する
今回の講演では、
2018年西日本豪雨災害での経験をもとに、
災害時に本当に必要なのは
“情報を集めること”ではなく、必要な人へ必要な情報を届けること
であるという考えをお伝えしました。
避難支援・健康管理・避難所受付。
それぞれ単独では便利なアプリですが、
連携することで初めて、
支援を必要とする方へ適切な情報を届けることができます。
今後に向けて
ビジネスセンター岡山では、
学校、防災、医療、福祉など様々な分野で培ってきたシステム開発の経験を活かし、
地域課題の解決につながるサービスの開発を続けています。
今回のFPoS Developers Conference 2026では、多くの企業・自治体・開発者の皆様と意見交換を行うことができ、今後の社会実装に向けた多くの可能性を感じる2日間となりました。
これからも私たちは、
「技術は、人の尊厳に直結する。」
という想いを大切にしながら、
安心して暮らせる社会の実現に向けて、新たな挑戦を続けてまいります。

